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台湾2・28革命59周年記念講演会

最近黄文雄氏の著述に共感を覚えながら、黄文雄氏が代表となって主催される、
「台湾2・28革命59周年記念講演会徹底討論!台湾防衛−軍事的視点から」(台湾独立建国聯盟日本本部主催)の講演が2006・2・26東京市ヶ谷私学会館において開催された、又この日はS11・2・26日本帝国陸軍若手将校が決起をし歴史に残る出来事もあった。

講演は金美齢さんの司会進行で先ずは黄文雄委員長の中国の脅威と参加者に感謝を述べられ、続いて台湾の許世楷大使・日本李登輝友の会の小田村四郎会長・台湾研究フォーラムの永山英樹会長等々台湾独立を踏まえて問題の提起をされた中、李登輝元総統の祝辞が読み上げられた。(別記下段)

今回講演参加の目的は黄文雄氏の拝顔(^_^)と本題である「台湾防衛−軍事的視点から」について台湾・中国の現況そして台湾有事に対する日米防衛の地位・役割の有無と対応である。

軍事専門家として佐藤守元空将(B7)・川村純彦元海将補(B4)・松村劭元陸将補(B2)の方々から台・中共戦備の現況並びに台湾軍備の拡張を提言され、対中共の作戦見積として相対戦闘力を示されながら台・中共戦力バランス、敵の可能行動と分析、緊要地形の確保等防御の要則を述べられ台湾有事の際、日本も当然敵の侵略から台湾を守ると力説されて喝采をあびた。

そこでもう一度日米防衛協力のための指針について考えてみると日本周辺事態の対応が一項目記載されている。

「周辺事態」の事態とは「その一つに特定の国の行動により国際の平和及び安全の維持又は回復のために経済制裁が課されたような状況」とうたっているが台湾有事も周辺事態に含まれているのだろうか、いずれにしても日本・アメリカが国益を確保するという見地から主体的に台湾問題について判断を行うはず。

一言に最新鋭軍備の拡張と言っても、安保や政権安定等よほど信頼のおける国で無い限り最新技術兵器の輸出はあり得ない、なぜなら中共よりの国民党政権下では攻撃の矛先が自由主義陣営に向けられる恐れがある、おそらく武器の提供先は米国であろうが最新鋭の武器輸出となれば米国内で賛否の問題が生じる又仮に台湾の最新技術兵器が配備されれば、当然中共の軍備が増強され、かつての米ソ軍備拡張競争にもなりかねない、しかしながら中共軍との相対戦力を比べれば海洋や台湾の地の利合った戦力パワーアップは必然である、その為にも早期自由主義近代国家造り且つ日・米・台との安全保障が不可欠になってくるだろう、結果台湾の防衛戦略は、台・日・米安全保障体制によりいかなる態様の侵略にも対応し得る防衛体制を確立して侵略を未然に防止する事が出来る。今後台湾建国の為には新台湾人と言われる人々の双肩にかかってくるのは必定。又国民党と中共や米国とのかかわりも大きなネックになってくるだろう。

今や中共の軍事力増強はニュースでも度々取り上げられ、台湾海峡の軍事バランスに台・日・米は危惧をしているが、その背景には台湾独立の阻止と虎視眈々と狙っている侵略がおのずと浮かび上る、その為にはあらゆるレベルの武力をもってなりふり構わず阻止する国々へ攻撃を仕掛けてくるであろう、最近中共の対台湾政策では動向の変化が見られるが今後台・中経済の行方が一つの課題になりそうだ。

今回の講演を通じ台湾独立の礎となって反映されることを祈念する次第です。

PS:金美齢さんは2.28運動の為台湾に行かれるそうですがその成果 を大いに期待しております。

「台湾の声」から記載
【祝辞】李登輝前総統・台湾二二八革命五十九周年記念大講演会

 黄文雄委員長はじめご列席の皆様、台湾二二八革命五十九周年記念大講演会の開催を心からお慶び申し上げます。

 本来なら私自身も出席し、長年、日本から台湾に向けて、台湾独立の理念や思想、それを実現するための戦略や戦術の研究成果を発信され続けている皆様に敬意を表し、直接ご挨拶申し上げたかったのですが、事情により適わず、書面をもってご挨拶申し上げる次第です。

 さて、二二八事件は戦後台湾の原点であります。現在、この事件の全貌はほぼ明らかになりつつありますが、優れた知識人や前途有為の青年たちなど二万人以上が無残にも殺されました。この事件により台湾人は初めて中国人の残忍性を経験し、中国に対する幻想から目覚めました。

 この事件以外にも、戦後の台湾人はいろいろな面で中国の害毒を経験しています。最近では二〇〇〇年の豚の口蹄疫、二〇〇三年のSARSなどですが、「台湾は中国固有の領土である」と主張する中国は二〇〇五年三月、非平和的手段も辞さないとする反国家分裂法を制定し、台湾侵略の意思を明確にしました。

しかし、台湾は中国の領土ではありません。中国の狙いは、日本の生命線である台湾を併呑して、アジア・太平洋に覇権を確立することにあるのは明々白々です。台湾の次は尖閣列島です。もし台日両国がこの中国の野心を阻止することができなければ、必ずやアジアのみならず世界に災難が降りかかることになります。

 かかる時期に、台湾防衛をテーマに、第一線で活躍する陸・海・空出身の軍事専門家の方々が論議されることは、正に時宜に適った企画で、日本にとっても有益であり、台湾にとっても、国家の主権と尊厳の護持並びに国際社会への参加実現のために有益ではないかと思います。

 その意味からも、今後とも貴会の活躍を大いに期待しております。
最後になりましたが、講演会のご盛会と皆様のご健勝を心からお祈り申し上げます。

                二〇〇六年二月二十六日
                     李 登輝












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